
ライター:がらぱん
PS4は映像がとても綺麗ですが、設定一つでより綺麗な映像を楽しむことが出来ます。今回はPS4の映像をより綺麗にする設定の方法をお伝えしていこうと思います。
PS4pro用の設定である「ブーストモード」や、「スーパーサンプリングモード」はご存じの方は多いと思いますが、「RGBレンジ」は普通のPS4でも設定する事が可能です。
どれくらい変わるのかなど、画像を付けて簡単に説明していこうと思います。
1.RGBレンジ
1-1.設定方法
ホーム画面の「設定」を選択
↓
「サウンドとスクリーン」を選択
↓
「映像出力設定」を選択
↓
「RGBレンジ」を選択
↓
「フル」にチェックを入れる
1-2.設定の説明
初期設定では”自動(推奨)”となっていて、他に”リミテッド”と”フル”という設定が存在します。
初期設定の”自動(推奨)”は、”リミテッド”の状態です。
簡単に言えばリミテッドは色が制限された状態と言えます。
RGB(Red Green Blue)の三原色で表示される色がリミテッドだと(16~235の220諧調)と制限されていて、フルだと(0~255の256諧調)の全てのレンジで表示される事になります。
単純にフルの方が色鮮やかで、暗い場面もはっきりと表示する事が出来ます。
この設定はオススメで、実際に体感出来ます。
特に暗いシーンでは真価を発揮する設定です。
1-3.実際の比較
実際にゲームで比較をしてみました。
画像はスマホでの直撮りですが、RGBレンジをフルに設定した方が色鮮やかで暗い所も白飛びが無く鮮明に映ります。
実際の画面だとよりはっきりと違いが分かると思います。
「バイオハザードRE2」での比較


「デビルメイクライ5」での比較


初期設定だと暗い所が白くぼやけてしまっています。また、明るい箇所でも色が潰れてしまって鮮明に映し出されていません。
フルの方が色も鮮やかに見えると思います。
2.スーパーサンプリングモード(PS4pro用)
2-1.設定方法
ホーム画面の「設定」を選択
↓
「サウンドとスクリーン」を選択
↓
「映像出力設定」を選択
↓
「スーパーサンプリングモード」を選択
↓
「スーパーサンプリングモードを有効にする」に
チェックを入れる
2-2.設定の説明
一般的なモニターである「フルHD」対応のモニターをお使いの方に恩恵がある設定です。
説明では「一部のゲームの画質を向上させます。」と記載されていますが、いわゆるアンチエイリアシングの事です。
PCゲームだと設定でよく見ると思いますが、映像のギザギザ(ジャギー)を目立たなくする処理の事です。
ゲーム画面を近くで見ると物体の輪郭がギザギザしていると思いますが、スーパーサンプリングモードをオンにすると一部のゲームではよりスムーズな輪郭になります。
2-3.実際の比較
実際に比較してみました。
正直、そこまで違いは出ませんでした。一部のゲームで、遠くの景色が少し綺麗になった程度です。
「ダークソウル3」での比較


「ウォッチドッグス2」での比較


ダークソウル3は割と違いが見られましたが、ウォッチドッグス2だとほとんど違いは分かりません。
他にもいくつか検証しましたが、違いが分からないゲームが多かったです。
この設定はゲームを重くしたりパフォーマンスを落とす可能性があるので、違いが分かるゲームをプレイする時以外はオフにしておくのが良いと思います。
3.ブーストモード(PS4pro用)
3-1.設定方法
ホーム画面の「設定」を選択
↓
「システム」を選択
↓
「ブーストモード」にチェックを入れる
3-2.設定の説明
この設定は主に「フレームレート」を上げる設定です。
また、最近のゲームはPS4pro対応と記載がありますが、それ以前のPS4proに対応していないソフトに向けた設定となります。
こちらの設定も一部のゲームでしか違いが体感出来ません。
ただ、スーパーサンプリングモードに比べて重くなったりパフォーマンスが落ちたりする心配はないので取りあえずオンにしておくことをオススメします。
フレームレートの違いなので、比較画像は割愛します。
4.まとめ
[RGBレンジ設定]
オススメ!絶対やった方がいい
[スーパーサンプリングモード]
お好みで。どちらかと言えばオススメしない
[ブーストモード]
取りあえずオンにしておいて損は無し。
変わるゲームは結構変わる
こんな感じでした。
下二つはPS4pro専用の設定ですが、どれもすぐ設定出来るのでまだ触ったことが無い方は試してみてください。