
ライター:がらぱん
2016年10月13日にリリースされたPS4で利用出来るVRゴーグル「PlayStation VR」(以下PSVR)の新型が開発されているようです。
2020年2月現在、まだソニーからの公式な発表はありませんが、新型PSVRと思われるソニーのVRゴーグルに関連する特許申請が続々と公開されています。
PS5で使用する事になると思いますが、一体初代PSVRと何が変わるのでしょうか。リークされている情報を元に考察していきたいと思います。
あくまでソニーの特許出願内容に基づいたリーク情報なので、確実な情報では無い事をご了承ください。
ワイヤレスで遊べる

特許を図解した画像を見ると、ゴーグルにコードがつながっていないのが分かります。特許の説明では内臓電源、マイク、独自のビデオ・オーディオ信号ソースを備えているようです。
自分は初代PSVRを所持していますが、正直コードの多さにはうんざりでした。実際にプレイヤーからの指摘も多かったようで、ソニーはこれを改善しなければいけないのは明白でした。
また、スピーカーも内臓されているとの事です。ゴーグルに何も繋がなくても遊べるのは良い進化ですね。
コードが繋がっているのと繋がっていないのではVRへの没入感がだいぶ変わってくると思います。
ゴーグルを付けたまま周りを見渡せる
上のリーク画像でも確認できますが、ゴーグルの前方にカメラが付くそうです。これにより、ゴーグルを外さずに周りの状況を確認出来る「透過モード」が実装されるとの事です。
また、現実世界とVRの世界を融合させた「ARモード」も実現するかもしれません。
個人的には「透過モード」だけの為に高価なカメラを付ける事は無いと思うので、「ARモード」は恐らく実装されるのではないかと考えています。
また、初代PSVRでは外部カメラを使って動きを認知していましたが、ゴーグルにカメラが付くことで外部のカメラが必要なくなる可能性もあると思います。
画質が大幅に上がる
PSVRの解像度は他の有名なVRゴーグルに比べて低いのが難点でした。
■HTC VIVE・・・解像度(2160×1200)
■Oculus Rift・・・解像度(2160×1200)
■PSVR・・・解像度(1920×1080)
と、他社の代表的なVRゴーグルと比較しても解像度が劣っているのが分かります。実際に使用してみても画質の粗さが目立っていました。
個人的にPSVR2は、ここらのVRゴーグルの上位版の解像度(2560×1440)前後になると思っています。何故かと言えば、最近発売されているVRゴーグルはこれくらいの解像度が多く、更にはPS5の性能を考えるとそこら辺りが妥当だと思うからです。
また、上記の「Oculus Rift」や「HTC VIVE」が発売されたのは2016年。2020年にもなってこれらの性能を大幅に超えないVRゴーグルを発売する事は少し考えにくいです。
まとめ
現状VRが普及しているとは言いづらいですよね。VR業界をもっと成長させる為には確実にPSVR2の力が必要だと思います。逆に言えば、PSVR2が失敗してしまったらVR業界としては大きな損失になり得ます。
実際にVR体験をしてみれば分かりますが、正に「次世代のゲーム」と言えます。
このVR業界にはもっと成長して欲しいと思っているので、PSVR2には頑張ってもらいたいですね。